◆婦人科での保険適用
子宮肉腫
IFMとDXRは悪性軟部腫瘍に保険適用がある。DXRとCDDPは子宮体癌に保険適用がある。
◆減量基準
◆Emetic risk:high
◆投与周期と回数
21日毎、4 cycle。
◆投与方法
Hydrationやマグネシウム補充などが必要である。IFMによる出血性膀胱炎対策が必要である。
Rp | 抗がん剤 | 投与量 | 投与時間 | 投与日 |
1 | IFM | 1.2 g/m2 | 1 h | Day 1-5 |
2 | DXR | 50 mg/m2 | 30 min | Day 1 |
3 | CDDP | 50 mg/m2 | 2 h | Day 1 |
拙著『婦人科がんの分子病理学と治療レジメン』もご参照ください。
子宮体がんに使う薬物療法レジメン
- EMA/CO療法レジメンMTX 療法等の効果がない場合等に用いられる
- GD(GEM + DTX)療法レジメン保険適用はないが、肉腫に使用される。
- IAP(IFM + DXR + CDDP)療法レジメン肉腫に使用されるレジメン
- AP(DXR + CDDP) 療法レジメン子宮体癌に使用されるレジメン
- DP(DTX + CDDP)療法レジメン卵巣癌、子宮体癌に使用されるレジメン
- TP(PTX + CDDP)+ Bev 療法レジメン様々な婦人科腫瘍に使用されるレジメン