IAP(IFM + DXR + CDDP)療法レジメン

◆婦人科での保険適用

子宮肉腫

IFMとDXRは悪性軟部腫瘍に保険適用がある。DXRとCDDPは子宮体癌に保険適用がある。

◆減量基準

患者の状態によりIFMとCDDPを20%減量する

◆Emetic risk:high

◆投与周期と回数

21日毎、4 cycle。

◆投与方法

Hydrationやマグネシウム補充などが必要である。IFMによる出血性膀胱炎対策が必要である。

Rp抗がん剤投与量投与時間投与日
1IFM1.2 g/m21 hDay 1-5
2DXR50 mg/m230 minDay 1
3CDDP50 mg/m22 hDay 1
拙著『婦人科がんの分子病理学と治療レジメン』もご参照ください。
子宮体がんに使う薬物療法レジメン